FXでロスカットができないリスク

FXでリスクを抑えるための手法として最も大事なのがロスカットです。つまり、損失が小さいうちに損失を確定させて、損失の拡大を防ぐ方法を指します。これができないと、一度の取引で大きな損失を発生させてしまい、資金の大部分を失ってしまうと言ったこともあり得ることです。ですから、ロスカットができるようになることは、FXで安定的な利益を得るために必須なことだと言えるでしょう。

しかしながら、相場が急変するとそれができなくなる可能性があります。2,015年1月に起こったのがスイスフランショックで、これは市場に大きなインパクトを与えました。スイスフランが20%以上の急騰を見せたのです。インターバンク市場では何とか取引はされていたようですが、取引会社の多くは変動が激しすぎるためにレートの配信ができなくなりました。

これによって大きな損失を発生させた投資家が増え、それを回収できなかった取引会社の中には破綻するものもあったのです。このようなことは頻繁に起こることではありませんが、それに巻き込まれると、一度でゲームオーバーになってしまう可能性がありますから注意しなければなりません。リスクヘッジの手段を行えなくなるリスクも意識しなければならないのです。このようなことを防ぐためには、常にレートを配信してくれる取引会社を選ぶことは大事です。

スイスフランショックの時にも常にレートを配信していた取引会社はいくつかありますから、FXの取引をする際には重視するべきでしょう。

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