FXをしている時、最も怖いのはなんでしょうか。そう質問すれば、変動幅の大きさ、急激な変動、読み違い、損切のタイミングミス、スリップページ、ロスカットなど色々な答えが出てくるのではないでしょうか。もちろんどれも政界ではあります。しかし、一番かと聞かれればそうではありません。

FXにおいて最も怖いのは欲です。持っているものが予想通りの方向に進みだし、どんどんプラスになっていったとき、または逆方向に動いていったがお金を失いたくなくて持ち続けていたが、延々と反対方向に進み続けて、どんどんマイナスになっている時、この二つの時に欲というのは働きます。もっと多くの利益が欲しい、少しでも損をしたくないという欲が判断を鈍らせるのです。目標額を超えているのに欲が出ていつまでも決済しない場合、失敗してしまうかもしれません。

もっともっと利益が欲しいと思えば決済するタイミングを逃し、結局本来獲得できたはずだった金額よりも少なくなってしまう、挙句の果てにはマイナスになってしまうことがあります。また、マイナスを積み続けているのに、損をしたくないばかりにマイナスをし続ける行為を取ってしまうと、いつの間にか取り返しのつかない事態に陥ってしまうかもしれません。FXは欲望に憑りつかれやすいものです。もう少しもう少しと思う希望の気持ちが判断を鈍らせ、失敗という結末に導いてしまうのです。

そうなってからでは取り返しがつかないため、ルール作りが大事と言えます。