FXの世界市場の特徴

FXの取引の舞台となる市場は世界に10か所あります。FXの世界市場は、オセアニア市場、アジア市場、ヨーロッパ市場、ニューヨーク市場の四つに分類され、それぞれ特徴を持っています。オセアニア市場は、ニュージーランドのウェリントンとオーストラリアのシドニーはあり、ウェリントンは、FXの市場の中でも、日本時間の午前4時と一番早くオープンする市場です。取引高は比較的低く、それほど動きの少ない市場ですが、事件などのあった次の月曜日は値が飛ぶこともあるの注意が必要です。

アジア市場は、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ取引量の東京市場があり、他に香港、シンガポール、バーレーンがあります。値動きは緩やかですが、中国や日本などのアジアの主要国の経済情勢に影響されやすい市場です。ヨーロッパ市場は、イギリスのロンドン、スイスのチューリッヒ、ドイツのフランクフルトがあり、中でもロンドン市場の取引量は多く、ユーロやポンド通貨が活発に取引されています。ニューヨーク市場も取引量が多く米国の雇用統計などの経済指標により、大きく値が動くのが特徴です。

FXの市場は例外的に「くりっく365」のような取引所で行われる取引もありますが、基本は、取引所を持たないバーチャルな市場です。市場は一日のうちで、どこかがオープンしているので、土、日以外は24時間取引できます。世界三大為替市場のニューヨーク、ロンドン、東京が同時に開いている時間帯は値動きが活発になります。

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