FXとは、外国為替証拠金取引のことで、2国間の異なる通貨を交換して為替レートの差額により、損益が決定する投資になりますが、例えば1ドルが100円の時に10万円で1、000ドルを買っておき、1ドルが110円になれば再び円に交換をすれば11万円の利益になるという事です。しかし、ニュースなどでも目にする1ドルのレートですが、1年を通しても数十円といった大きな動きをすることはなく、それでは余程大きな資金がなければ、大きな利益を得ることもできないこととなってしまいます。そこでFXではレバレッジと呼ばれるシステムを導入して、少ない資金でも大きなお金を取引できるようにしています。レバレッジは資金を担保として証券会社に預けることで、その資金の25倍までの金額を証券会社から借り入れて取引に使えるといった仕組みになります。
例えば10万円の資金を証券会社に預けてレバレッジを20倍にすると、200万円まで取引に使うことができるようになります。そうなれば、当然損益にも反映されますので、少ない資金でも大きな利益を上げることができるようになります。そうなれば、先ほどお伝えをした例のように1ドルが100円から110円になれば、20万円の利益となります。しかしFXのレバレッジには、大きなリスクも伴います。
もしも10万円の資金で1ドルが90円に下がっていた場合、レバレッジをかけていなければ損失は1万円で済みますが、レバレッジを20倍にしていれば損失は20万円となってしまいます。ですので初心者の場合であれば1倍から5倍程度に抑えて取引をするようにしてください。