為替レートは24時間変動していますが、それが予想通りに動くわけではありません。予想通りに動かなかった場合には当然のことながら損失を発生させてしまいます。FXではレバレッジをかけて取引をするのが普通ですから、損失が大きくなりやすいという特徴があります。もしも予想と反対に動いた場合に高いレバレッジをかけていれば、大きな損失を発生させてしまうでしょう。
これが最も大金リスクだと考えられます。為替変動リスクは常に意識しなければなりませんから、損失が発生したときにはすぐにポジションを閉じるくらいの気持ちが大事です。一定の損失が発生した場合には無条件でポジションを閉じるというルールを自分の中で設定しておくと、FXで大きな損失を発生させてしまう可能性を小さくできるでしょう。この手法をロスカットと呼びます。
ロスカットが適切にできるのかどうかでFXの取引を長く続けられるかどうかが決まると言っても言い過ぎではありません。ただ、相場が急変するタイミングではポジションを閉じようと思っても閉じることができない場合もありますから注意しなければなりません。ポジションを閉じようと思ったときに閉じられないのが最悪の状態です。新興国通などは取引ができなくなるリスクが大きいですから、為替変動リスクを増大させる原因になると考えられます。
ですから、為替変動リスクを最小限に納めるためには、主要通貨や先進国通貨を取引するのが良いです。